コノドント館はみどり市大間々町にある博物館です。
恐竜の化石や古代生物コノドントの化石、大間々町の歴史にまつわるものや文化財などが展示されています。
*みどり市間々博物館(コノドント館)は、かつて大正10(1921)年に建てられた「旧大間々銀行」の本館だった建物が博物館として利用されていますので、建物自体に歴史的な重みを感じます。
原始的な脊椎動物の祖先?
コノドントとは、円錐状の歯という意味です。
大きさは1ミリにも満たない小さな動物の歯のような化石が19世紀にロシアで発見され、古代生物の体の一部とされてきました。
日本では昭和33年に、大間々町の林信悟(はやし しんご)先生が、足尾山地の南西部(場所は群馬県)から、コノドントの化石を発見したのが最初です。
その後は歯以外の体部分の化石なども発見され、現在では体長数センチほどのウナギのような形をした初期の水中生物だったと推測されており、この想像復元された古代生物は「コノドント動物」と呼ばれています。
この生物が生息していたのは約5億年前から2億年前と見られていますので、三葉虫が栄えた古生代から恐竜時代初期の三畳紀くらいまでの約3億年間ということになります。
脊椎を持つ動物としては初期のもので、原始的な脊椎動物先(せきついどうぶつ)の祖先ではないかとも言われています。
1階は自然展示室として恐竜時代の化石や謎の古代化石コノドントなどが展示されています。
また、重厚な金属の扉がついたかつての銀行の金庫室が特別展示室となっており、昔の貨幣などお金に関する展示が行われています。
中2階は養蚕や絹(生糸)市などの盛んな場所として栄えた大間々の民俗が展示されています。
*大間々の市街地は扇状地の扇頂部にあったため、水を汲み上げるために深い井戸が必要だったといわれています。
2階は縄文時代の出土品から近現代までの大間々地区の歩みを伝える貴重な品々が展示されています。
この他にも、たくさんの展示物があります。
歴史を感じてみたい方、太古のロマンに思いをはせてみたい方などは、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう?
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